分かりやすい表現とはこれ!情報発信者におすすめの本
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こんにちは!ただサラです。
再開した脱サラ活動ですが、基本的なお勉強からまたやり直しています。お勉強のひとつとして読んだ本をアウトプットがてらレビューしていきたいと思っています。
アウトプットすることで本の内容の整理と自分の記録ができる!そしてあわよくばアフィリエイトの売上に!という魂胆です笑
今日の本のタイトルは
「分かりやすい表現」の技術
です!科学をわかりやすく教えてくれるブルーバックスから出ている本です。とある人に勧められたので古い本ですが、読んでみました。
この本をざっくりまとめると
- わかりやすい表現、文章が書けるようになる(チェックリスト付き)
- そもそも「分かる」、とは何なのかが分かる
- 周りにあふれる分かりづらい表現の犯人が分かる
のような感じです。
参考ですが、読了にかかった時間はちょうど100分でした。短めにあっさり読めていいですね。
それでは、中身についてレビューしていきます。
わかりやすい表現、文章が書けるようになる(チェックリスト付き)
この本は「分かる」について原理から説明しています。
丁寧に説明してくれていますが、この本の読者が求めているのは「分かりやすい表現をどのようにすればできるのか」ですよね。
そこで分かりやすい表現を作るための16のチェックリストがあるわけです。順番的には本の末尾に載っているんですが、全ての内容を理解したあとにこのチェックリストを見ると、納得の内容です。例を挙げると
- 受けてのプロフィールを設定せよ
情報発信するためには受けてを正確に知ることが必要。それに合わせた説明がないと分かりにくい表現になってしまう - まず全体地図を与え、その後は適宜現在位置を教えよ
受けては常に全体と自分の位置を把握していないと迷子になりがち。これらをつかみやすくするととが分かりやすさにつながる
などなど。ほんの一例です。このようなルールが16も制定されていて、チェックしやすいように一覧になっています。このリストを片手に情報発信をすることで分かりやすい表現ができそうな気がしてきませんか?
ただし、なかなかの分量なので一度では覚え切れませんね。何度も復習し、身に付けていく必要がありそうです。
そもそも「分かる」、とは何なのかが分かる
この本の冒頭では街中にあふれる分かりづらい看板や道路標識などを例に挙げ、分かるとは何なのか、について考えます。
「あ~あるある!こんな分かりづらい看板!」となること間違いありません。身の回りの話題ということでスラスラ読み進められます。その中で分かりやすい、というものがなんなのかぼんやりと分かっていきます。
読み進めると人間の記憶の仕組みの説明に入っていきます。
この本によると「分かる」とは「入ってきた新しい情報をグループ分けして記憶の整理棚に入れること」なのだそうです。その整理棚に入れるために「情報の構造」が何なのか分かる必要があります。分かりやすい情報は「あ、この情報はあのグループと同じだ」と判断して整理棚にスッと入ります。
たとえ話を聞くと分かりやすいのはこれが理由です。難しい情報でもたとえ話で情報の構造を教えてあげることで分かりやすくなるのです。これは納得でした。
この本の中ではさらに詳しく丁寧に説明されているので、僕の文章で分からなくても心配ありません。
周りにあふれる分かりづらい表現の犯人が分かる
今度は情報を分かりづらくしている犯人を探していきます。情報発信者としては「やってはいけないこと」ですね。
これを読むとついついやりがちな失敗が具体的にわかります。そしてその避け方も教えてくれるのですが、これが最初にご紹介したチェックリストにつながります。
このチェックリストは本当に役に立つと思います。これからセールスレターやパワーポイントや手紙など色んな場面に使えそう。使いこなすにはそれなりに練習が必要そうですが・・・
ブルーバックスさんはこのような「分かりやすい」シリーズをいくつか出しています。残りの本についても読んでいきたいと思っています!
ということで
「分かりやすい表現」の技術
でした!