キレイゴト抜きにして家族の日、家族の週間を考える
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11月の第3日曜日は政府が定める「家族の日」。その前後2週間は「家族の週間」。
家族の大切さを再認識しようよという活動です。その目標は達成されているのか
家族の日の定時退社日は"絶対厳守"
僕の会社の定時退社日(以下:定退日)は毎週水曜日です。
「原則は定時退社」となっていますが実際は形骸化してます。
定時で帰る人なんてほぼいません。残業するには申請が必要なんですが1行適当に紙ぺらに書くだけでOK。しかもチェックも適当で書き忘れても何も言われません。
世の中のサラリーマンもそういう人が多いのではないでしょうか。あなたの会社で定退日ってありますか?また、守られていますか?
さて家族の日です。
僕の会社では家族の週間は定退日が2倍になります。1週間に2回やってきます。
しかも定退日が"絶対厳守"になります。急に管理職たちが部下の残業を規制しはじめます。この4日間だけ。残業するには相応の理由が必要になりまるで残業するのが悪者みたいになります。いやあなたたち普段は残業する人を評価するじゃないですか。なんなの急に。企業としてアピールしたいからなんでしょうか。「うちの会社は家族の日を大切にしてます!」みたいな。
その結果、ほとんどの社員が定時に帰ります。
いつもあれだけ無視されてる定退日がこのときだけ守られるのです。
「え、定時にみんな帰れるの?じゃあなんで普段の定退日は守れないの?」
そうなのです。上司に規制されただけで帰るレベルの仕事しかないなら普段から定退日守れるでしょ。いかに普段からダラダラ残業、ムダな残業をしているのかわかります。
社員がこんな状態の会社に未来があるとはとても思えません。
定時退社して飲みにいくサラリーマン
しかも”絶対厳守”の家族の日に定時退社した社員たちは社員同士で飲みに行っています。
家族の日の意味がありません。
なんでこんなことになってしまうんでしょうか。
それは定時に上がれる日がめったにないから、ではないでしょうか
定時退社日は普段から守ろうよ
普段から定退日がしっかり実施されていればどうでしょうか。
社員同士で飲みに行く機会が毎週あります(普段は飲みに行く時間がないほど残業している社員も多い)。そうすれば社員同士の飲みはいつでもいける、となり家族の週間の定退日くらいは家で過ごすんじゃないでしょうか。
つまり普段の定退日が守られていないのがダメなのです。
これは社員の意識も問題ですが、何より会社・上司の姿勢がダメでしょう。僕の会社では残業時間が評価に繋がります。僕の1年先輩の人ははっきり「君は残業時間少ないから評価できない」なんて言われたそうです。残業したほうがお金ももらえて評価される、となれば残業してしまいます。
このような勤務の現状となっている僕の会社は相当危険だと思います。あなたの会社はどうでしょうか
家族の日、家族の週間は会社の動き以外体感なし
今まで僕の会社のことを中心に家族の日を考えてきました。
ちょっと愚痴っぽくなってしまいましたが現状家族の日の目的は達成できていないように感じます。まずは普段の勤務体系を改善してその先にある活動かなと思います。
じゃあ普段の勤務体系を改善て何をやればいいのかと言うとわかりません。
会社を辞める決意をしている僕はそこまで会社のために考えてあげる気になりません笑