大学では教えてくれない!伝わる文章を書く3つのポイント
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大学は卒業論文を書きますよね。
あなたも書いたことがあれば伝わらない文章を書いてしまっているかも。
大学で教える伝わらない文章
大学で教える文章はとにかく長くわかりづらいのです。当ブログのペルソナ(読者ターゲットモデル)の井上くんを例に考えてみましょう。久々に登場です。
No.1
井上くんは普段は何事にも無関心を装っているが、熱中できる物事に対してはとことん真摯に取り組む覚悟を持っている優秀な人間だ。
どうでしょうか?まったくわかりづらいですね。
こんな文章って大学の参考書や論文、サラリーマンの話などでよく見かけませんか?
大学生やサラリーマンをやって長い文章に慣れていると自分も書いてしまう可能性が高まります。
ブログや広告・コピーを書くためにはまったく必要ないですね。
これも前に出てきましたが誰も僕の文章を読みたくありません。読んでもらうには簡潔でわかりやすい文章が必要です。
コピーライティングの3つの原則
少し脱線して復習です。知ってるよ!という人は読み飛ばしてください。
コピーライティングの原則で3つのNOTというものがあります。
- NOT READ
- NOT BELIEVE
- NOT ACT
1つ目、読まない。まずはここを超えることが重要です。
ブログ記事の先頭にNo.1のような文章があったらまず読むのを辞めますよね。
誰も貴重な自分の時間を割いて僕の長くわかりづらい文章を読みたくありません。
このことを常に意識する必要があります。自分に言い聞かせてます笑
ではここから、No.1の文章をわかりやすくする方法を考えます。
文を短く区切る
1つの文では1つの意味にしましょう。
複数の意味があると読者が頭を使います。頭を使って解釈します。この作業は読者の方を疲れさせます。するとすぐに読むのを辞めます。こんな感じですね。
ということでNo.1をぶつ切りにしてみましょう。
No.2
井上くんは普段は何事にも無関心を装っている。
しかし、熱中できる物事に対してはとことん真摯に取り組むことができる。
なので優秀な人間だ。
これで少し良くなりました。
難しい単語、表現は避ける
難しい単語や表現はやめましょう。
例文で言えば~を装っている、~に対しては、などが難しい表現。
普段は→いつもは
真摯に→マジメに
ちょっと意味がずれる気がしますがこれでいいじゃないですか。カッコつけて難しい単語を使っても読まれなくなるだけです。
No.3
井上くんはいつもは何事にも無関心だ。
しかし、熱中できる物事にはとことんマジメに取り組むことができる。
なので優秀な人間だ。
伝えたいことを絞る
ここまで文章を改善してきました。
しかし、この文章で一番伝えたいのはどこでしょうか。
「井上くんは優秀」という点ですね。
ということはあとの理由は後付けでも良いかもしれません。
No.4
井上くんは優秀だ。
なぜなら、熱中できる物にはマジメに取り組めるからだ。
これでいいんじゃないでしょうか。
ついでに「いつもは~」の情報は不要なので消してしまいましょう。
ブログは文章を読んでもらうおもてなし
今さらですがマジメに取り組めるから優秀だ、という論理がどうなのよっていう突っ込みが飛んできそうですがご容赦ください。
ああ、また長くわかりづらい文を書いてしまいました。
ブログは読者へのおもてなしです。文章は簡潔に書きましょう!
あなたも自分の文章、見直してみませんか?
恥ずかしいですが読んだ人に感想を聞く、なども良い方法ですね。
ということで感想おまちしています!笑